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転職者が知っておきたいお金の話 企業年金・退職金編

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企業年金と退職金の違い

企業年金と退職金の違いはなんでしょうか。おおまかに説明すると企業年金とは「分割して受け取るお金」、退職金とは「まとめて受け取るお金」のことです。そもそも企業年金は退職金の一部であり、退職金を分割して受け取るところから始まりました。現在、企業年金がある会社は4割、大企業の場合は8割程度といわれています。

企業年金を受け取るのは定年退職した人が中心で、中途退職した場合は、一時金として受け取ることがほとんどでした。しかし、転職が珍しくなくなった時代になったことで、転職するたびに一時金を受け取るようになります。そうすると、定年退職後にまとまった退職金がないことになるため、転職した場合も老後に企業年金を受け取れるような仕組みが増えてきました。

こうした状況を受けて、平成13年から新しい年金制度の「確定拠出年金(拠出型企業年金)」がスタートしました。米国の内国歳入法401条(k)項を参考にしたため「日本版401k」と呼ばれています。この対となるのが「確定給付年金」です。


確定拠出年金と確定給付年金の違いは?

確定拠出年金と確定給付年金の大きな違いは、確定拠出年金は個人が運用責任をとり、確定給付年金は企業が運用責任をとることです。

また、確定給付年金は年金の元本に対して、最低保証利回りを保証し、年金額が確定していることに特徴があります。そして、確定給付年金は、退職時に一時金を受け取った時点で年金を受け取る権利はなくなります。

確定拠出年金は、持ち運びができる企業年金です。転職先が同じ確定拠出年金制度がある場合はそのまま引き継ぐことができます。持ち運びができることで、企業年金を1つにまとめることができ、手続きが簡単になります。転職先に企業年金制度がなく、確定拠出年金制度もない場合は、確定拠出年金制度の「個人型」に移管されます。


一時金か分割か

すでに述べたように、転職する時は「一時金」か「分割」かのどちらかの方法でおカネを受け取ります。企業年金や会社の規定があれば、このどちらかを選択できる場合がありますが、一時金か分割かを選択できる場合はどのようなポイントで選ぶとよいのでしょうか。


損益分岐点

まずは、一時金の額が分割タイプの何年分に相当するか計算して、損益分岐点となる年齢を割り出してみましょう。生きている限り受け取れる終身年金タイプは、長生きすると一時金よりも受取額が多くなります。支給期間が決まっている有期年金の場合は総受取額と一時金の額を比較します。


安全性

企業年金を運営している会社や基金が破綻した場合、年金を受け取ることができなくなってしまう可能性があります。現在は破綻しても受け取る年金には影響が少ない仕組みも作られてきましたが、運営している会社や基金に不安がある場合は、一時金で受け取るほうが安全といえます。ただし、自分の責任で運用しなければならないため、運用リスクを考える必要があります。

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