採用への近道!?転職ノウハウ

転職活動の前に

ちょっと待って!その資格、本当に転職に必要ですか?

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資格が本当に転職に有利か?

最初にお断りしておきますが、ここで取り上げるのは医療・福祉分野など、有資格者しかその職につけない分野の話ではありません。たとえばオフィスワーカーにとってのパソコンスキル系資格、IT系企業におけるIT系資格、外資系企業におけるTOEICや英検などの語学力を証明する資格などに対して「それがどの程度必須といえるのか?」について説明していきます。

もちろん、すでに資格を取得している人が、転職に際して資格のせいで不利になるというわけではありません。しかし取得までに長い学習期間を必要とするような資格の場合、「その資格を取得してから転職しよう」と考えると、転職活動のスタートが遅れてしまいます。また苦労して資格を取得しても、それが業界内で高い評価を受けておらず、転職に際してあまり有利にならなかったという例も少なくありません。

「手に職をつけておけば一生仕事に困らない」という考え方は確かに堅実そうにみえます。しかしそのような有力な資格は、どうも一般的な転職市場においてあまり見当たらないのです。

資格には賞味期限がある?

ここでは特定の資格を攻撃することが目的ではありませんから、個別に資格名を取り上げてその有効性を否定するというようなことはしません。

しかしたとえば、これからオフィスワーカーを目指す人にパソコンスキル系の資格が必要、あるいは転職に有効だといえるでしょうか。多くのオフィスで必要とされるレベルのパソコンスキルは、資格を取得しなくても教則本やOJTで身に付けることができます。また企業で専門職や指導職としてパソコンを扱うレベルの人には、資格だけでなく実務経験や実務能力を問われます。「資格取得者だ」という理由で優遇してくれる会社も一部にはあるかもしれませんが、決してそれが主流とはいえません。

また技術の進歩やトレンドの変化が著しいIT業界などでは、「これから勉強して資格を取得した頃には技術が陳腐化している」という危険性も十分考えられます。さらに「最新技術の持ち主である」ことを証明するため、数年ごとに資格を更新しなくてはならないものもあります。こうした「賞味期限のある資格」については、取得しても「手に職をつけた」とはいえません。

資格勉強は自分の基礎能力を高めるためにはメリットがあります。しかし「手に職をつける」というような目的で、あるいは転職に有利になりたいという目的でこれから勉強を始めたのでは多くの場合間に合わないというのが現実です。

転職活動と資格取得を両立させる方法は?

転職に際して、「まずは資格を取得してから転職を」というのはあまり前向きな考え方とはいえません。前述のように転職活動を先延ばしすることにもなりますし、無収入期間の生活費や試験勉強にかかる費用も大きな負担になります。もしこの期間に資格取得に失敗してしまうと被害は甚大なものになってしまいます。

そこでお勧めしたいのが、「転職活動と資格取得の両立」です。資格取得は転職の切り札にはなりませんが、その一方、現在は人材育成制度の一環として外部教育システムを導入したり、資格取得を推奨している企業も多いのです。

自分が取得しようとしている資格と、その企業が取得を推奨している資格が合致した場合、「資格取得に向けて勉強中です」という自己PRは有効でしょう。どの程度真剣に勉強しているかをチェックされる可能性もありますが、評価の度合いによっては採用に有利に働いたり、資格取得費用の一部を負担してもらえたりという可能性も期待できます。

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