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採用担当者に確実にアピール!書類・面接のポイントは?

掲載日:

第22回 ピタジョブでみる転職市場動向「連休明けに向けて職務経歴をブラッシュアップ」

中途採用担当280人に直撃アンケート! 【第3回】

こんにちは、ピタジョブ事務局の渡辺です。

前回は、企業の採用担当者が重視する「コミュニケーション力」「スキル」の両方を軸に、大きく3つのタイプに大別できることをお話ししました。

そこで第3回は、調査結果をベースにした、それぞれのタイプの対策について、1つずつご紹介していきます。


応募書類の中身は充実させましょう!

ピタジョブがアンケート以外に独自で実施している企業への聞き取り調査では、応募をしてきたときの書類の内容が薄いと

  • 「何を判断して良いかわからない」
  • 「その程度の応募意向と判断し、不採用にしてしまう」
  • 「後回しにしてしまい、結果として先に決まった人で採用が終了してしまう」

ということで、採用に不利に働いていることがわかっています。実際、きちんと記述がある方とそうでない方との間には、書類選考の通過率に3倍以上の差が開いています。

また、こうした部分をきちんと記載しておくと、書類選考だけでなく面接でも役に立ちます。なぜならば面接では「職務経歴書の内容」をもとに、企業側が関心を持った事項、あるいは疑問に思った点を深掘りして、あなたの活躍が見込めるか否か判断するからです。

もしも職務経歴書の内容が不足していると、不採用の可能性が高まるだけでなく、本来であれば書類でわかる程度の情報が、貴重な面接の時間を使って最初から確認することになってしまいます。

ですから、職務経歴書は伝えるべき内容をしっかり盛り込み、面接では自己PRや、双方の理解が深まる対話の時間となるよう、準備を進めましょう。


職務経歴書で押さえるべき基本的なポイント

職務経歴書を書くのに慣れていない人にありがちなつまずきをもとに、作成時のポイントを以下ににまとめました。

POINT

  • 記載内容は見やすく。項目ごとに区切って記述する
  • 自己PRは必ず書く
    (何が強みか/仕事でどう生かしたか/将来どういう仕事をしたいか、など)
  • 複数回の転職経験がある場合、経歴はすべて記載する
  • だらだら書かず簡潔に。A4用紙で2枚程度にまとめる
  • 経験業務・成果などは箇条書きで。読みやすく印象アップ
  • 仕事の内容は5W2Hで記載する
  • 仕事の成果は数値や客観的・相対的な指標を交えて記載する
  • 数値評価が難しい職種では、周囲からの評価や常に心がけていたことなどを記載する
  • やむを得ず離職した期間がある場合は、その理由を記載する
    (介護、勤務先の倒産、育児、職業訓練など)
  • 会社や環境への悪口は避ける。本当に環境が悪くても、好印象につながらない

こういう点に気を配って書き直した例を、サンプルとしてご紹介します。同じ人物の職務経歴書なのに、だいぶ印象が変わってきます。

職務経歴書Before 職務経歴書After
※クリックするとPDFが開きます

この職務経歴書、80以上の企業に送って評価してもらっています。Beforeの簡素な内容だと「やる気が感じられない」「判断がつかない」といった理由で、8割の企業では書類選考を通過できませんでした。

一方、しっかり情報を記入したAfterの職務経歴書は、ほぼ全ての企業で選考を通過しています。不採用となった企業も「同業界の人しか採用しない」「待遇面で現年収から100万ほど下がってしまうため、見送り」といった、内容をしっかり見ての判断でした。


3つのタイプ別に具体的な対策を!

ここで、前回ご紹介した「3つのタイプ」をおさらいしましょう。

①コミュニケーション力重視型

営業、事務、ドライバー、看護・医療・薬事、販売サービス

②経験・スキル実績型

土木・建築、製造・技術、ITエンジニア、企画・専門事務、介護・福祉・保育

③経験・スキル特化型

クリエイティブ、研究開発

資格を優先!

ドライバー、看護・医療・薬事、介護・保育・福祉

書類選考時に参照する履歴書・職務経歴書の中身で、企業が最も重視している項目を調査したところ、タイプ別に、以下のような結果が得られました。

個人情報

  • 経験、スキル実績型
  • コミュ力非重視(経験・スキルのみ)

希望・指向性について

  • 経験、スキル実績型
  • コミュ力非重視(経験・スキルのみ)

過去の職歴・スキルについて

  • 経験、スキル実績型
  • コミュ力非重視(経験・スキルのみ)

「コミュニケーション力重視型」では

コミュニケーション力重視型は、希望する条件や過去の職歴よりも、入社・退職理由、転職で重視するポイントなどが期待されています。自社の社風に合うか、今いる社員とうまくやっていけそうかといった点を見ている傾向にあるようです。

応募書類にはこれまでに残した成果や職務内容に加え、自己PRや志望動機、普段どのような姿勢で仕事に取り組んでいるか、将来どうなりたいかなどを記載するとよいでしょう。あなた自身を知ってもらえる内容を通じて、ポテンシャルに期待してもらえるはずです。

また、外国語よりも母国語が重視される点もポイント。日本語による円滑なコミュニケーションが期待されているものとみられます。外国籍の方であれば日本語検定や在日年数、コミュニケーションレベルについて触れておくとよいでしょう。

POINT

  • 自己PRは「仕事に対する前向きな気持ち」「自身の強み」「実現したいこと」などを交える。あなた自身を知ってもらう内容に!
  • 「仕事の成果」は、あなた自身の意志や目指す方向がうかがえる記載も心がける。数字を書くだけにとどまらず「なぜその成果をあげられたか」「なぜその成果をあげようと思ったか」などを伝える
  • 成果については、周囲との連携やコミュニケーションについてのエピソードがあればプラスに働く
  • 母国語が日本語以外の方は、日本語での円滑なコミュニケーションをとれる裏付けも記載する

「経験・スキル実績型」では

「経験・スキル実績型」は、過去の職歴を通じて読みとれるあなたのスキル、そしてあなた自身の希望(年収、入社時期、転職で実現したいことや重視すること、その他各種条件)を大いに重視しています。

スキルや経験があれば企業側の採用意欲が高いため、働き方を含めた条件面で折り合いがつくかどうかが、採用を分けるポイントと言えそうです。

応募書類ではまず「過去に携わった仕事」「そこで活用したスキル」「その成果」について記載し、企業が望んでいる業務が遂行できるレベルの人物であることを伝えましょう。

そのうえで「これまでの経験を今後どのように生かしていきたいか」について説明すると、あなたの職業意識や意志が伝わり、高い評価につながりやすくなります。

もし、他の条件が良くても、それがOKでないと絶対に入社しない「譲れない条件」がある場合は、きちんと書類に記載するようにしましょう。もしできない場合、面接前に確認するようにして、面接本番でのすれ違いが生じないようにしておきましょう。

POINT

  • 過去の職歴はもれなく記載し、業務遂行のスキル・経験があることをPRする
  • SE、施工管理職などプロジェクト単位で仕事を行うことが多い場合、時系列で「やっていたこと」「規模」「できること」「成果」を記載する
  • 自己PRでは「自身の強み」「今回の転職で実現したいこと」「仕事・将来への抱負」などで、自らの価値観を伝える
  • 自己PRの内容は、アピールするスキルや成果に呼応する内容であれば、人物そのものへの好印象となる
  • 「仕事内容」「転勤の可否」「下限年収」「希望の働き方」などで譲れない条件がある場合は記載する、または面接前に確認する

「経験・スキル特化型」では

「経験・スキル特化型」は、前項のタイプと似ていますが、即戦力で専門性がある同職種からの転職が想定されています。

したがって「経験してきた仕事の内容」や「スキル」に加え「会社を変える理由」「なぜこの会社なのか」「退職した原因をこの会社では払拭できるか」を理解してもらえる形で記載する必要があります。加えて、雇用条件の折り合いがつくかが重要視されてきます。

クリエイティブ職の場合はポートフォリオの提出や、利用できるツール・環境は必須です。

企画、経営企画、財務、経理、人事、法務、マーケティングではほとんどの場合、チームやプロジェクト単位で業務を行うことがほとんどです。そのため「担当業務」について記載したあと、それを取り巻く要素について記載して、採用担当者に能力をイメージしてもらう必要があるでしょう。具体的には「携わったプロジェクトの規模」「プロジェクト内での役割」「その成果」などが、それに該当します。

POINT

  • 経験、スキル、専門性が問われるため、職務内容・スキルをしっかり記載する
  • 「今回転職する理由」「実現したいこと」「応募する理由」に一貫性を持たせる
  • クリエイティブ系はポートフォリオを添えて提出する
  • 企画や各種専門事務系では、担当業務に加えてプロジェクトに関して記載する

以上、3つのタイプごとに、書類を通して自身を最大限にアピールするための重要なポイントをご紹介してきました。

書類1つで面接にまで進む可能性が大きく変わってしまうことに、驚いた方も多いのではないでしょうか。まずは現在使われている職務経歴書のベースや、登録している経歴のデータなどを振り返ってみることをおすすめします。



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