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Uターン、Iターン、Jターンも視野に。魅力ある地方企業とは

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地方で働くU・I・Jターン魅力ある企業を探すには

地方暮らし、里帰り。でもどんな企業を探せばいいの?

故郷に貢献したい人、田舎暮らしを夢見る人、都会から少し離れた生活を求める人など、地方での暮らしに憧れを抱く方は多いのではないでしょうか。しかし、いざ地方で働くとなると「実際にどんな企業があるのか知らない」となるのではないでしょうか。今回は、そんなみなさんのために、地方ならではの魅力ある企業をご紹介したいと思います。

Uターン、Iターン、Jターンとは

就職や転職の場面でよく耳にするUターン、Iターン、Jターンという言葉。これらはそれぞれ、地方への移住を類型化した呼び方で、次のように捉えられています。

Uターン

生まれ育った地方から都市部への進学などを理由に移住した人が、再び故郷へ戻って就職、転職すること。

Iターン

都市部で生まれ育った人が、地方の企業へ就職、転職すること。

Jターン

生まれ育った地方から都市部へ進学などをした人が、故郷ではない地方へ移って就職、転職すること。

最近では、地方出身者でも生まれ故郷に固執せず、まったくゆかりのない地域で生活を送るJターン希望者も多いとか。そこには心を動かす魅力的な仕事や企業があるように思われます。

地域と一緒に街をつくる企業、地域の産物や産業が価値あるものとして輝く企業、そして新しい知恵や知識をもたらして、地域に活力を与える企業などを順に見ていきましょう。

企業と地域の協力が、魅力的な地方を生み出す

地域に新たな雇用を生み、街の活性化に寄与する一方、企業にとっては大規模な用地を確保したり、都心に比べた運営コストの削減できるなど、企業誘致に成功している地域は双方に良い効果が生まれ、住みやすさに貢献しています。

<企業誘致に力を入れる地域>

岩手県北上市は昭和30年代から企業誘致に力を入れ、現在では180社以上の誘致に成功。県内トップの工業集積地に発展しました。株式会社岩手ヤクルト工場、トヨタ輸送東北センター株式会社、日本メジフィジックス株式会社など、さまざまなメーカーや物流企業が立地しています。インフラが寸断された2011年の東日本大震災を経験したあとは企業にとってより良い街づくりを目指して太陽光発電システムなどを導入。地域発エネルギーの管理をいち早く構築しました。道路、鉄道のアクセスが良く、各種認可が迅速で、技術相談にも乗り出すなど、市が積極的な対応を行っているのが特長です。

<産業と環境の調和を図る地域>

瀬戸内海に面した岡山県倉敷市には大規模な水島コンビナートがあり、繊維産業も盛んです。工業地帯を抱えているため環境面にも力を入れており、観光地や住民に悪影響を及ぼさないための取り組みにも積極的。企業に対しては「設備投資奨励補助金」を積極的に適用し、安全性の向上を支援。地域の雇用を確保しつつ企業とともに共生する、住みやすさが魅力の一つです。市がJXエネルギー、三菱自動車工業などと協力して開設した「倉敷市産業観光ギャラリー」は、市外の人々にも産業と地域の連携を伝える大きな役割になっています。

地産地消を越えた「地域ブランド」づくり

地元に愛されるように地域に根ざした商品作りと販売をしてきた結果、全国の消費者を獲得している例もあります。地産地消から生まれた新しい地方の活性化モデルと言えるのではないでしょうか。

<都市のニーズに合わせた農業>

千葉県香取市にある「農事組合法人和郷園」は、農家を中心に農作物の生産から加工、販売までを一貫して行っています。2003年に立ち上げた冷凍野菜工場は、収穫した野菜を新鮮なまま冷凍し、安定した供給源として地元スーパーマーケットに流通させる手法を実現。

<地域の魅力を発信する小売業>

「ファミリーストアさとう」は岐阜県高山市に6店舗を展開するスーパーマーケットです。飛騨の食文化を大切にし、地元商品を豊富にそろえることで知られています。特に大豆製品の品数は多く、朴葉みそや、あげづけという味付けあげは大人気で、豆腐も白和え用のすりとうふ、枝豆とうふ、ゆず入りとうふ、青じそとうふ、そして伝統的なこもとうふまで、数えきれないほど種類があります。これらの商品に加え、飛騨牛、高山ラーメンなどネット販売も充実していて、地元だけでなく全国にファンを生み出しています。

地域の強みや、アイデアで勝負!

企業誘致や地域ブランドの他に、まったく新しい考え方で勝負する、その地域ならではの強みやアイデアを駆使した成功事例が、各地で生まれているようです。常に人を引き付けるアイデアを持つことで、地方ならではの仕事や、なくてはならない人材として、どこにいても個人が生きてくるかもしれません。

<訪日外国人をターゲットに観光を活性化>

地域外からきた人が新しい視点で観光を活性化させた例があります。熊本県・人吉温泉の旅館「清流山水花あゆの里」の若女将も出身は県外。海外留学経験を生かして観光協会のインバウンド担当として、自分が心惹かれる企画を訪日観光客に向けて発信。
温泉地までSLに乗り、JR人吉駅で女将たちのお出迎えを受けた後は、150種類にもおよぶ球磨焼酎の酒蔵めぐり、そして地元球磨川を使ったラフティングなどのアクティビティが体験できる観光プランは、欧米、アジア圏の観光客に大ヒットしています。

<最先端技術で地域をつなぐ>

徳島県美波町を拠点に少子高齢化が進む過疎地域において、最先端ICTなどのテクノロジーを活用させ、企業、都市、エンジニアなど、複数の地方をどうしつなぐ場所やツールを創り出す企業「株式会社たからのやま」は、高齢者が簡単に、そして気軽にスマートフォンやタブレット端末に触れられるカフェを開設したり、介護現場と共同して車椅子を使われる方専用のマップを作成するなど、地方に住む人にとって必要な新しい商品や情報を提供しています。最先端技術を使った色々な商品が地方でどのように広がっていくのか、各企業も注目しています。

地方の魅力的な企業を見つけるには

厚生労働省は地域雇用対策としてUターン、Iターン、Jターンを希望する人の支援を積極的に行っています。各都道府県の就職情報サイトを公開しているだけでなく、都市部への出張面接会や就職、転職活動ツアーなど、地域を知るためのイベント情報を載せています。まだ東京都内でも限られた場所での提供ですが、ハローワーク品川の地方就職支援コーナーでは各地の求人情報を冊子などで閲覧できるようになるなど、ネットでは見つけにくい情報を得るヒントが隠れています。

地方で働くことの良さは、猛烈な通勤ラッシュや都会の喧噪を回避できること、生活コストを抑えられること、地域の温かくて魅力ある文化、人、自然に触れられること、そして何よりも自分の力が必要とされていると実感できることかもしれません。あなたの能力やアイデアが、外からの新しい風となる可能性があるということ。地方企業からのスカウトやオファーにも積極的に興味を持ってみてはどうでしょうか。


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