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もう一度自己分析から始めよう。転職者のためのSPI対策

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自己分析?!中途採用におけるSPIテストの必要性

新卒でのSPIとどう違う?転職活動におけるSPI

新卒での就職活動に取り組んだとき、適性検査の1つとして「SPI対策」に励んだ人も多いのではないでしょうか。近年は中途採用でもSPIを実施する企業が増え、入社後の配属から昇進、教育の基礎資料など、採用以降の場面でも幅広く使われるようになっています。今回は転職活動におけるSPIについて、能力的適性の検査を中心とした簡単な対策法と自己分析の方法をご紹介します。

そもそもSPIって何の略?

SPIは「Synthetic Personality Inventory」(総合適性検査)の略で、個人の性格や知的能力の総合的な理解を目的として、株式会社リクルートホールディングスが開発した適性検査です。2013年にはSPI3としてバージョンアップ。性格適性検査はパソコンやスマートフォンからも受検できるようになり、測定内容には「社会関係的側面」と「組織適応性」が追加されました。
年間11,000社以上の企業が採用の際に利用しており、応募者の基本的な資質を把握するツールとして認知されています。

転職者用のSPIにはどんな準備が必要か

2016年現在、中途採用者にはSPI3-Gというテストが実施されていますが、基本的にはSPI3試験の出題内容と変わりません。SPI3-Gは企業が採用するにあたっての抽出条件や判定のポイントが異なるだけなので、受検する側としては、新卒での就職活動で行っていたものと同様の対策をすれば問題ありません。

SPIの測定内容は大きく分けて「能力的適性」と「性格的適性」の2つがあります。設問の項目は、次のようになっています。

能力的適性

言語理解能力

  • 長文読解問題
  • 同義語・類義語問題
  • 反意語・対義語問題
  • 関係の意味問題
  • 同音異義語・同訓異義語問題
  • 慣用句問題
  • 熟語問題
  • ことわざ問題

言語理解能力

  • 一次方程式(原価、利益計算など)
  • 連立方程式(代金、残金計算など)
  • 二次方程式(面積計算など)
  • 不等式(料金問題など)
  • 集合問題(変域など)
  • 数列
  • 図形問題(角度、立体図形、三平方の定理など)
  • 溶解度・濃度
  • 時間・距離・速度
  • 物体の運動・加速度
  • 電気抵抗

英語理解能力

  • 同義語
  • 反意語
  • 空欄補充
  • 誤文訂正
  • 和文英訳
  • 長文読解

性格的適性

  • 行動的側面
  • 意欲的側面
  • 情緒的側面
  • 性格類型分析(16タイプ)

対策本をわざわざ買い替える必要もありませんが、SPI2以前のテキストで能力的適性で出題されるような、一般常識問題にどうしても不安がある場合などには、改訂版テキストに目を通したり、ネットでも多数検索できる筆記試験用の問題を使って練習しておくのもよいでしょう。解き方を覚え、とにかく問題演習を行うことが慣れるための近道となりますので、繰り返しチャレンジをしてみてください。

また、性格的適性の検査を受ける際に大切なのは、最初の設問から順に、直感的に短時間で進めて全問回答することです。事前に立てるべき対策はありませんが、意図的に自分をよく見せようとせず、正直に答えるよう心がけましょう。

SPIを実施している企業の「3つの狙い」

SPIを採用している企業は、大きく分けると3つの狙いのいずれかを持っていると考えられます。

1.コストを抑えて人材を採用する

SPIは採用にかかる費用と時間を軽減させつつ、合理的に人材を発掘するのに適した方法です。

一般に、1人あたりの採用にかかる費用は50万?60万円以上と言われています。その費用も決して安くはない以上、採用担当者としてはミスマッチを避けながらスピーディーに優秀な人材を見つけ出したいところです。SPIは、管理職候補や即戦力になりそうな人材の傾向をもとに、求人の目的に合う人物を見抜くことに役立ちます。またパソコンでSPIを行えば、面接日にあわせて採用試験も実施できるので、時間短縮に加えて採用のポイントを的確に押さえた人材の発掘が期待できます。

2.社会人に求められる基本的なスキルの程度を見極める

新卒学生と同じく学力だけがチェックされていると思われがちな能力的適性検査ですが、実はさまざまな仕事で幅広く用いられるような能力が重視されています。応用力、思考力、判断力、コミュニケーション力など、組織の一員として求める職務を遂行してくれそうか否かが判別されているのです。

また、答えた問題のうち、間違えた問題の割合を示す誤謬率(ごびゅうりつ)によって、いい加減な人間ではないかなど、仕事への向き合い方も探っています。マーク式の試験だからと当てずっぽうに答えて解答数を増やすのではなく、一問一問、正確にマークして正解率を高めましょう。

3.求める人材かどうかを的確に判断する

未経験者の採用で、求める人材かどうかを的確に判断するために活用されるのが、性格的適性です。

近年職種や職務が増え、多様な仕事に適応できる未経験者を募集するケースが増えています。この場合、企業としては新卒と同様に人物像をしっかり確認しておく必要があり、人材育成にあたって個々の能力の伸びしろを把握するため、基準とする能力の設定や、新規事業を含めた各業務の適性など、職務経歴書からはなかなか見えてこない、志望者の活躍の可能性を見いだすのが狙いというわけです。

SPIに臨む前にまず改めて「自己分析」を!

SPIの結果は自分で見ることはできないので、自分がどんな人間なのかを知ることができません。能力的適性は市販のテキストなどをもとに採点して能力を判定できますが、性格的適性を知るのは困難です。

  • 自分の性格上の長所・短所
  • 得意なこと、不得意なこと
  • 仕事での成功体験
  • 仕事でつらかったこと、やりがいを感じたこと
  • 仕事で学んで生かしたこと
  • なぜ転職したいのか
  • どんな力を発揮できるのか

最近ではネットでも簡単な性格診断テストが無料で行えます。こうしたサイトを利用して、SPIの結果と一貫するような自己PRを完成させてみてください。最後の面接まで役立ちます。

世の中はどんどん変化し、仕事も多様化が進んでいます。企業としては一人一人の能力に期待し、人工知能の発達や情報の流れの変化など、目まぐるしく変わる社会に対応できる人間独自の力を求めているはずです。自分をもう一度見つめて、ぜひあなたに合う求人情報を探してみてください。

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