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魅力的、それとも?「週休3日」など多様化していく「働き方」

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一度は働いてみたい!?転職市場で注目集まる話題の「週休3日制」

憧れの「週休3日」企業が急増?今後の動向は

「Yahoo! JAPAN」を運営するヤフーが2016年9月26日に発表した、社員の心と身体の健康を推進するプロジェクト。なかでも全従業員約5800人を対象として「週休3日制度」の導入を検討しているという報道は、大きな注目を集めました。

転職者にとって魅力的で、多くの人々の憧れでもある週休3日制度。はたして今後、社会に普及していく可能性はどれくらいあるのでしょうか。

まずは知っておこう!法律で定められた「働く時間」について

一部の地域社員を対象として、2016年10月から週休3日制度をスタートさせたカジュアル衣料品店「ユニクロ」を展開する、ファーストリテイリング。その最大の狙いは離職防止や新規採用増など、優秀な人材確保にあるとも言われています。

労働基準法第32条では、「休憩時間を除き、1日8時間まで、1週間で40時間まで」と労働時間について定められています。企業が守るべきルールのひとつですが、繁閑のシーズンなどによっては例外が設けられています。月単位・年単位で労働時間を規定できる「変形労働時間制」と呼ばれるもので、週休3日制もその制度を利用することで、導入が可能になります。

週5日の労働時間を4日の稼働日に換算すると、1日の労働時間が増えるという負担も考えられますが、法律で定められている労働時間はあくまでも週40時間まで。ノルマが達成でき生産性が保たれるなら、40時間より少ない労働時間であっても問題はないということになります。

転職先の検討材料となり得る「休暇」とは

転職先の企業を選ぶとき、福利厚生に関心を持つ方は多いはずです。休暇もそのひとつであり、週休3日制が採用されている企業に関心が寄せられていることは事実です。

国が取り組んでいる休暇の普及促進施策としては、「特別休暇制度」が知られています。厚生労働省は、長時間労働が多い日本の労働環境に警鐘を鳴らすため、2010年に改正された労働基準法で、休暇において「特に配慮が必要な労働者」として、具体的な例を提示しています。

  • 特に健康保持に努める必要があると認められる労働者
  • 子の養育または家族の介護を行う労働者
  • 妊娠中および出産後の女性労働者
  • 単身赴任者
  • 自発的な職業能力開発を図る労働者
  • 地域活動等を行う労働者

(出典:厚生労働省 働き方・休み方改善ポータルサイト)

みなさん、いかがでしょうか。当てはまる項目はありましたか?

各企業における具体的な取り組みとしては、オンラインゲームなどを手がけるシグナルトークが、週3日~5日の中から勤務日数を選択できる「FreeWorking(フリーワーキング)制度」を設けているほか、精米機メーカーのサタケでは、2017年7月から8月の5週間、週休3日制を試験的に導入するなど、様々な業種で新しいワークスタイルの模索が続いています。

休暇を十分に考慮した企業というのは、やはり転職希望者にとって魅力的に映ります。休暇制度に関する企業の考え方を知ることで、転職時の判断材料として「良い会社選び」に役立てていきたいものです。

「週休3日制」導入のメリット・デメリット

生産性が上がるのか、優秀な人材が育つのかどうか、週休3日制を取り入れる利点については、まだまだたくさんの議論を重ねる必要があります。

例えばメリット面から。休暇が増える分、映画館やジムに通うなど趣味によって気持ちの切り替えができたり、家族との時間を増やしたり、普段出掛けることのない場所へ行ってみたりと、心身のリフレッシュが図れ、生産性が上がるという考え方。

一方、デメリット面を見ると、休みが増えた分の給与削減、日々の工数や残業時間の増加、過度な成果への期待など、新たな不安要素が生まれたり、余暇に出費が増えすぎてしまったりといったことも考えられるでしょう。さらに、家族と休みを合わせられないと、家庭の中で築いてきたルーティーンに支障をきたすなんてことも想像できます。

どちらにしても、週休3日制の導入事例が早く確立され、希望する転職先の選択肢となることを期待したいところです。

「多様な働き方」を考えるきっかけに

文部科学省は2014年1月に、「夢ビジョン2020」という目標を取りまとめました。東京でのオリンピック・パラリンピック開催に向けて「日本発の新たなライフスタイル、社会モデルを確立・発信」する取り組みのひとつとして「ライフスタイルの変革― 世界に先駆け、週休3日制を導入」という提言を行っています。

これから色々な問題を見つけ出し、解決することが必要な週休3日制ですが、政府が掲げる「働き方改革」のひとつであることは間違いありません。今後、人工知能や機械学習で生産性を高めたいとするヤフーCOOの川邊氏は「単純に休みを増やすわけではなく、人間にしかできない、創造性を持った仕事をするために週休3日を検討している」と語っています。

転職されるみなさんにとっても、週休3日制というのは、ワーク・ライフ・バランスを含めた多様な働き方を見直す良いきっかけでもあります。ぜひ自分らしい働き方を見つけて、実りある転職活動の第一歩を踏み出していきましょう。


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