毎週更新!転職特集

転職ノウハウ特集

転職回数の多さをマイナスイメージにしないノウハウ

掲載日:

回数が多いとマイナス?転職が多くてもポジティブにPRしたい!

転職回数が多くても、より有利な条件転職したい

アベノミクスや外国人来訪者の増加、オリンピックの特需など、一部の職種では高い求人倍率となり、売り手市場、採用難の時代と言われています。しかしながら、非正規雇用者の比率が上昇していることもあって、正社員の転職機会は依然として激しい競争にさらされています。なかなか思い通りの転職先が見つからない人も少なくないでしょう。

日本では、昭和期にいわゆる「終身雇用制」と「年功序列制」という独特の雇用習慣が長く続いたこともあって、「転職回数が多ければ多いほど中途採用には不利」という見方が一般的でした。かつては「転職は履歴を汚す行為」としてマイナスにとらえることがごく普通だったのです。
しかしながら、新興企業や外資系企業の進出もあって、アメリカ並みに「転職はスキルアップの証拠」という見方をする企業も増えてきています。
そこで、転職回数の多い社会人がより有利な条件で新たに転職する方法について考察してみましょう。

転職者をめぐる雇用環境の変化

家庭的経営からドライな成果主義へ

職務経歴すなわちキャリアを積むことは企業人としてのステータスを高めることと同義でもあります。成果主義を前提とする欧米の企業社会、特にアメリカでは、能力なき社員は解雇される反面、能力の高い社会人は、自身のスキルをレベルアップすることが重要という認識が企業人に浸透しています。すなわち企業側の「成果主義」に対する被雇用者側の「個人主義」ともいえるでしょう。

このような社会構造では、スキルアップのために現在の職場よりも高い給与を得られる企業に転職を繰り返す人物が出てくることは必然的です。そして企業側も高いスキルを持った人材を欲することとなるので、転職回数はその人物がスキルアップしてきた証拠となり、回数が多いほうが好まれるという、日本とは正反対の企業風土が存在しています。
そして、かつて「家族的経営」が理想とされていた日本の多くの企業も、アメリカ型のドライな「成果主義的経営」に移行しつつあります。特に欧米企業の影響を強く受けているIT業界やファッション業界など近代産業分野にその傾向が顕著にあらわれているようです。

次の転職が最後の職場という意識を強く持つ

年齢によって転職回数はネック?

日本では、雇用制度の抜本的改革と、旧来の企業習慣に染まっていない若い世代の経営者の台頭により、求職者に対する見方も大きく変容してきています。契約社員制度や年俸制給与、ダブルワークの承諾制などを導入する新興企業が増え、企業体質の変革を名目に、これまでの雇用習慣を転換する老舗企業も珍しくなくなっています。そして、転職経験のある求職者の採用可否については、転職の回数自体ではなく、経験した職務の内容を吟味するという会社が目立ってきているのです。

現代の日本は、すでに転職回数の多さを恥じることはない時代に入っているともいえるでしょう。ただし、転職のたびによほどのスキルアップをしていない人の場合、年齢によって転職回数が採用のネックとなることは否めません。一般に30代で3回以上の転職経験者は2回以下の人に比べて採用率がかなり落ちるというデータもあります。
したがって、これから転職を考えている人は、明確なスキルアップの計画でもない限り、今度が最後の職場という意識を強く持っておく必要があるでしょう。

転職回数にこだわらない企業の採用事情

転職回数にこだわらない企業とは

転職した回数の多さを必ずしも問題とせず、あくまでも職歴の中身を重要視する企業としては、新興企業にその傾向が多いようです。なぜならば、業界自体が新しいだけに、有能な人材が業界内にまだ数少ないことから、必然的に引っ張りダコとなるパターンが多いからです。
むしろ一つの企業にしがみつかず、転職を何度か重ねることによって豊富な経験がある人材とみなされることさえあるくらいです。特にコンピュータやインターネット関連の企業は、技術革新が加速度的に進むために数年ごとに転職し、スキルアップしてきた人は大歓迎という風潮もあるほどです。

IT業界のシステムエンジニアやプログラマ、あるいはIT全般の管理経験があり国家資格取得者ならば、経歴次第では転職のたびに給与がアップしていくというアメリカ式の雇用形式を導入している外資系企業も増えています。
そしてそれらの企業の求人広告には「転職回数不問」という文字が表記されているので、すぐに判別が可能です。事業自体は新しくても、年功序列的な古い体質から抜け出せない会社に見切りをつけて、キャリアアップのためにと割りきって転職する若い世代も少なくありません。

転職回数が多い求職者の理想的就活方法

スキルアップのストーリーを作ろう!

転職回数が多いことにコンプレックスを抱いている人もいることでしょう。しかし転職回数が多いという一般にはマイナスとみられる経歴を、プラスに転じる工夫を考えてみましょう。この場合、転職がずっと同じ業種・職種であったか、それとも異なる業種・職種を転々としていたかによって方法がかなり変わってきます。

業種や職種がずっと同じであれば、自分のスキルを高くするために職場環境を段階的に変更していったというストーリーにすればよいでしょう。どんな人でも経験を重ねるごとに必ずレベルアップするはずです。この点を強調すれば、受け入れる側の印象も変わってきます。
そして、業種・職種を変えて転職している場合なら「複数の業種を経験している」という点を逆手にとって、人間関係などヒューマンスキルの高さをアピールするのが効果的でしょう。他人があまり経験していないことで、企業に役立つ側面をピックアップしてみるのもよい方法です。

まずは転職先企業を絞り込む

アピールしやすいのは社歴の浅い企業?

何回目かの転職を決意したら、最初にやるべきことは転職先企業の選択です。業種を決めているのであれば、一概にはいえませんができるだけ社歴の浅い企業が望ましいでしょう。創業からまだ年数が経過していない会社ほど、業界内での経験者を優遇する企業が多いからです。同じ業界で場数を踏んできたという点を大いにアピールできるというわけです。

それでは、転職回数の多い人がそれまでと全く異なる業種への転職を希望している場合はどうでしょうか? 結論からいうと、このパターンは現実的に大変厳しいといわざるを得ません。採用側への印象度があまりにもマイナス面に傾きすぎているからです。しかし、100%無理かといえばそう断定もできません。年齢がまだ30代前半であれば、採用される可能性はゼロではありません。ただし、国家資格とか特別にアピール度が高いスキルを持っていることが条件となります。

いずれにせよ、業種を絞ったならば、求人広告で転職回数をあまり重要視しない企業を選び、履歴書に添える自己アピールを載せた職務経歴書を作成し、あとは「これが最後の転職」という意気込みを持って転職活動と面接に臨むことです。

プラスになる職務経歴書の書き方

プラスになる職務履歴書を作ろう!

転職先の業種や職種を絞り込んだら、次の段階として職務経歴書を作成しましょう。転職者にとっては、求人応募時に提出する書類は履歴書だけでは不十分で、自分の経歴のプラス面を知ってもらうには職務経歴書が絶対に必要です。職務経歴書といっても、それほど大袈裟に考える必要はありません。履歴書の職歴欄を詳細に記述したものととらえればよいのです。

転職回数を重ねるごとに経験してきた職務を、一度箇条書きにして紙に書き出してみます。そしてその中からマイナス要素を除いてプラス要素のみを列挙してみましょう。そのあとに、項目ごとに誰でも理解できるよう簡単な説明を書いていきます。第三者に分かりやすいように書くのがポイントです。つまり、各職場でどのような経験をしていったかの足跡を記していくわけです。

そして最後に最も重要な「自己アピール」を記述します。書き方のポイントは「企業側に雇用してみたい人材」だと思ってもらうことを第一に考えて書きましょう。自身の経験をどのように転職先で活かせるのかを具体的にかつ簡潔に書くことが重要です。

進む社会人の二極化構造

ズバリ!転職回数の多さをプラスにRPするには?

以上のように、終身雇用制が当たり前だった時代とは異なり、転職回数が多いこと自体が必ずしもマイナスに作用するという時代ではなくなっています。アメリカのように転職によって自身のスキルを段階的に上げていって自分の価値を高め、より待遇や環境の良い企業にステップアップするという意識を持っている人には、現代の日本も働きやすい雇用環境になってきているといえるでしょう。

転職回数の多さを逆にポジティブなイメージとして自己PRするためには

ズバリ!!

  • 転職回数の多さをスキルアップのためのストーリーとして伝える
  • 新しい産業など転職回数を重要視しない業界や企業を分析して転職の戦略を練る

といった点が重要といえるでしょう。

しかし、一方では自身のスキルをうまく企業側にアピールできず、転職のたびに雇用条件を悪くしている社会人も少なくありません。成果主義や能力第一主義の企業社会は、「できる社員」と「落ちこぼれ社員」の二極化構造を生むリスクもあり、実際にアメリカの企業構造はそうなっています。

転職回数が多い人にとって、これからまた転職をする際には、悪くとも現在の生活水準をダウンさせないことを前提に考えましょう。そして必要ならば今の勤務先を焦って退職などせずに、資格取得の勉強をしたり、転職先の情報収集などに時間を割きましょう。これらは勤務しながらでも可能なはずです。

ピタジョブでは、経験者を積極採用しているベンチャー企業の求人も多数掲載しています。この機会に、あなたの豊富な経験やスキルを強みとしてアピールできる転職先を探してみませんか?



あわせて読みたい

転職の狙い目!IPOベンチャーへ!! の記事を読む 転職の狙い目!IPOベンチャーへ!! の記事を読む

この記事はお役に立ちましたか?

ご協力ありがとうございました!

この記事をシェアしてみませんか?

お役立ちコンテンツ

ページトップ