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入社3年目での転職のメリット・デメリット

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最適な時期?3年目で転職する人へのポイントとは!

入社3年目での転職のメリット・デメリット

「石の上にも三年」ということわざがあります。冷たい石に3年も座っていれば暖まってくるということから、何事も辛抱強く行えば必ず成功するという意味があります。
これをモチーフにしたかのように、世間ではこんな言葉をよく聞きます。

  • 仕事は3年以上やらないとわからない
  • 新人は3年やってようやく一人立ちができる
  • 3年は我慢してやってみろ

このように事あるごとに使われる3年という節目の期間。3年目というのは自分を見つめ直すという点においてはいい時期なのかもしれませんが、転職となると話は別。3年目の転職についてメリット、デメリットを比較しながら考えていきましょう。

入社3年目までに転職するのは全体の約3割!

新入社員の3割が3年以内に転職をしている?

厚生労働省が調べた新規学卒者の離職状況の資料によると、平成24年3月に卒業した大学生の就職者数は、398,320人で、3年目までの離職者数は、128,714人。つまり、3割を超える人が就職から3年をめどに転職を考えているということになります。
また、これが短大卒になると、就職者数129,070人中53,504人が、高卒の就職者数で163,446人中65,405人と、いずれも約4割が3年目までに離職しているという結果が出ています。
これらのデータを見ても、3年目に転職を考える人が多いことに気づきます。

3年目までは、社会人としての基本を学ぶ時期

転職までの3年間で学ぶ社会人の基本!!

ではなぜ、3年目を節目に転職する人が多いのでしょうか。
企業側が、新卒の1~3年目の若手社員に求めるものとして挙げられることは、「社会人としての基本」だと言われています。社会人としての基本としては、主に、

  • 物事を素直に受け入れること
  • 失敗を糧にすること
  • ストレスへの耐性をつけること

の3つが挙げられます。

【社会人の基本その1】物事を素直に受け入れる力

素直に対応する力というのは、先輩や上司から教えられたことを素直に聞くという意味も含まれますが、教えられない場合であっても、その環境を受け入れるということも含まれています。
「できる人の仕事ぶりをみて技術を盗め」という考えの人もいます。また「教えられることを待たずに、自分から聞くように心がけよ」というスタンスの人もいます。つまり自分の置かれた環境にどれだけ順応できるかということになるわけです。

【社会人の基本その2】失敗を糧にする力

失敗から学ぶ力をつけるということは、何が原因で失敗したのか、営業なら数字が伸びない理由は何なのかなどを、冷静に分析できるかがポイント。慣れない時期は緊張もあるでしょうし、失敗はつきものだと思います。しかも自分の責任になるわけですから重圧もかかることでしょう。ですが、失敗は自分を成長させる大きな糧となります。先輩や上司からの指示で改善することもありますが、自分で乗り越えないことには、成長にはつながらないわけです。

【社会人の基本その3】ストレスへの耐性

ストレス耐性とは文字通り、つらい出来事にどれだけ耐えられるか。仕事の失敗はもちろんのこと、いろんな性格の人がいる社内での人間関係に戸惑う人もいるはず。また、同じ会社だけでなく取引先との関係性も大きなストレスになるかもしれません。さらに、規模が小さい会社であれば、自分ばかり忙しくしていると、仕事を押し付けてくる先輩にいらだちを覚えることもあるでしょう。学生時代なら嫌いな人とは付き合わなければそれで済みますが、会社となればそれは別。どんなに嫌な人がいたとしても、組織のためには我慢することも必要になるのです。

3年目の転職におけるメリットはこれ!

キャリアチェンジにおすすめ!3年目の転職のメリット

社会人3年目で転職を考える裏には、それなりの基礎力がついたと思う人が多くいるということがあるかもしれません。とはいえ、3年働いたからといって、何でもできるかと言われれば、それはノーです。職種によっては、3年以上経験してもまだまだ未熟だと言われることもあれば、3年目くらいから今の仕事が面白くなってくるという場合もあります。

では、3年目での転職を考えた場合、どんなメリットがあるかを考えてみましょう。

メリット1 キャリアチェンジがスムーズ

特定の業界で長年働いてしまうと、なかなか新しい分野に挑戦するというのは難しくなります。ひとつの業界で3年働いてみて、「自分には向いていないのではないか」「新しいジャンルに挑戦したい気持ちがわいてきた」という人であれば、3年目での転職はオススメかもしれません。
よく求人募集などには、業界未経験歓迎などという文字が躍ります。この場合、いくら未経験といっても年齢の高い人を受け入れる企業は少なく、若い人材を求めていることが多いのです。
早めに見切りをつけるというわけではありません。自分を見つめ直すという意味においても、いい分岐点になっているのかもしれません。

同じ業種で働きたいと思う人にとっては、自分がやってきたことが外部でどのように評価されるのかという点が気になるという場合もあります。給料面はもっとよくなるのか、キャリアアップを図るためには、別の会社のほうがいいのではないかなど。そのためには、社会人としての基礎力はもちろん、これまでの会社で何をしてきたか、明確なものが必要となります。そのうえで、キャリアアップを図るというのであれば、転職サイトなどを利用して、他社の条件などをチェックしてみるのもいいでしょう。

メリット2 第二新卒に対する需要の高まり

また近年、企業が第二新卒を積極的に採用しているという点も、3年目での転職を後押ししている要因となっているかもしれません。新卒者に比べ、第二新卒者は、社会人としての常識を備え、ある程度のビジネススキルを備えていると、採用側は考えています。一から育てるという負担を、企業側も減らすことができるというわけです。スキルがあることにこしたことはありませんが、新卒者より第二新卒者のほうが仕事を経験している分、業務に対するポテンシャルが高いということもメリットになるでしょう。同業種への転職なら、もっとこういうことがしてみたいと明確なものが打ち出せますし、異業種への転職でも、過去の経験を踏まえてのキャリアチェンジがしたいということが、企業側に喜ばれるということが言われています。

3年目の転職で最大の不安要素は、経験不足!

転職の不安要素3年のキャリアは経験不足?

若さや仕事への意欲などで成功する場合もありますが、もちろん、デメリットもたくさんあります。
社会人としての基本は3年である程度は身についていることが多いと書きました。一方で、企業によっては3年しか続かなかったのか、また3年たったら同じように転職してしまうのではないか、と負のイメージで見られることもあります。

それが表れるのが、転職試験での面接でしょう。面接官は、転職しようとしている人材が、会社の戦力となるかを見ているだけではなく、性格や考え方などもチェックしてくるからです。
キャリアアップを狙った転職の場合であれば、何を伸ばしたいのかという明確な理由がなければ、経験不足を露呈してしまうことになってしまいます。ですから、面接ではどんな質問をされてもいいように、理論武装をしていく必要があるわけです。もちろん一般的な返答になってしまうと、意欲というものが感じられませんので注意は必要でしょう。

不安要素対策1 ネットワーク構築

環境改善のために、転職を考える人も多いと思います。ただ会社を変えればすぐにそれがよくなるかといえば、そうではありません。環境が変われば違った問題が起きますし、新たな人間関係を構築しなければいけなくなります。そこでストレスを感じてしまえば、いい転職ができたとは言えません。転職を希望する企業についての、情報収集はしっかりと行う必要があるのです。そのためには、3年間で、外部とのネットワークづくりをしておくというのも、このデメリットを解消できるひとつの方法となります。ただし、やり過ぎてしまうと、怪しまれることがありますので、気を付けてください。

不安要素対策2 社会人の基本を活かす姿勢

キャリアアップでの転職で頭に入れておきたいのが、好きな仕事はすぐにはできないということ。環境がすぐに変わらないのと同じように、転職してもすぐに自分のやりたい仕事を任せてもらえるということは少ないのです。10年以上働いている人に比べ、新卒3年目の人材はキャリアとしては明らかな経験不足が指摘されます。また違った業種へ転職する場合は一から仕事を覚えなければいけませんから、新たな不安や疑問がわいてくることもあります。そうなった場合に、どのように対応するか。そこで試されるのが社会人としての基礎力になるのかもしれません。社会人としての基本ができていれば、新卒時とは違った考え方ができるようになります。

3年目に限らずヘッドハンティングをされないかぎり、転職にはリスクが付きものです。それが経験の少ない3年目ということにもなれば、リスクは増すばかり。それに耐えられるだけの力もないといけないということになります。

転職活動で雰囲気を知るのもひとつの方法

ズバリ!3年目の転職で押さえるポイントは?

メリット・デメリットを踏まえて、考えることは多いかと思います。現在は、インターネットも普及し、求人サイトは充実し、さまざまな情報を得ることができます。「嫌なことがあったから、すぐに辞めてやる」となれば、明らかに、社会人としての基礎力がついておらず、転職に何もプラスにはなりません。

そんななかで入社3年目の転職で押さえておくべきポイントとしては以下の3つがあげられます。

ズバリ!!

  • 3年目までは失敗を糧にする期間として仕事の基礎力を向上させておく
  • 3年目の転職はキャリアチェンジに最適なタイミングということを理解しておく
  • 3年のキャリアは企業にとって魅力ある実務経験ではないということを知っておく

このように3年目での転職においてメリット・デメリットを比べれば、デメリットのほうが大きいと思われます。転職を考えるなら、まず自分が何をしたいのか、将来どうなりたいのかという、ビジョンを考えることが必要です。それが明確にならなければ、今の会社にとどまるというのも方法のひとつ。生活にも影響することですから、一時の感情や気分で決めるのは明らかにマイナスとなります。転職において大事なことは、自分にどんなリスクがあるのかもしっかり考えなければいけない点です。
ただ、可能性を見いだしたいのであれば、転職をするという考えではなく、転職活動をして情報を仕入れてみようということも賢いやり方かもしれません。ただ、あからさまに動けば、今の会社での信用は失墜します。

働き方が多様化している今、ひとつの会社に残るよりも、いろんな会社を経験したいと言う場合もあるでしょう。リスクが伴うものですから、慎重に活動していくのが望ましいのではないでしょうか。

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