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未経験業種にキャリアチェンジする上で必要な心得とは

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キャリアチェンジ転職に必要な準備ってなんだ?

未経験業種にキャリアチェンジする上で必要な心得とは

「職務経歴」のことを英語に置き換えて「キャリア=Career」と呼称されることが多くなってきています。
たとえば「キャリア官僚」といえば出世コースに乗ったエリート上級公務員を指します。日常会話においても物事に卓越した技能や経歴を持つ人物を評して「あの人はキャリアが違う」という表現が用いられることがよくあります。つまりキャリアとは、その人物の職務上の経験値を示す表現となっているわけです。

そして近年「キャリアチェンジ」という新語がよく聞かれるようになってきています。キャリアチェンジとは、文字通りそれまで培ってきたキャリアをチェンジする、すなわち転職して新たな職種へチャレンジすることを意味しています。「なんだ、転職をかっこよく外来語風にしただけか」という見方もあるでしょう。しかしながら、本人の意志のある無しに関わらずキャリアチェンジに迫られている社会人は少なくないのが現実です。
そこで今回は、キャリアチェンジする際の注意点と心構えについて以下に述べてみましょう。

キャリアチャンジの背景にある雇用情勢の変化

キャリアチェンジ急増の要因は正規雇用率の低下?

キャリアチェンジつまり未経験の職務への転職を余儀なくされた社会人が急増してきている社会的背景には、2000年代初頭から始まった経済改革に伴う社会構造の変革にその要因があるとされています。つまり、長引く不況の時代から脱却する政策として大胆な雇用改革が断行されたことが全ての根本原因というわけです。

かつて「古き良き日本的慣習」と評された、一度入社すればよほどのことがない限り、定年退職まで会社が社員の面倒をみるという「終身雇用制度」は瓦解し、それまで制限されていた派遣雇用が幅広い分野の業種に適用されるようになったことも大きな要因といえます。

このような雇用情勢の一大転換によって、企業の正規雇用率が大きく低下し、被雇用者側にとって不安定な状況が生まれ、やがてそれは勤続年数を積み上げた正社員にまでおよぶこととなったのです。ひと頃「派遣切り」による非正規雇用者の雇用不安が社会問題化しましたが、現在は正社員のキャリアチェンジ問題が叫ばれ始めているのです。

自発的「キャリアチェンジ」はできるだけ早く

より良い条件を求めるなら「できるだけ早く」

リストラでの転職や人事異動による職種変更などによって、本人の意思に反してキャリアチェンジをせざるを得ない人もいれば、将来の自分のためや、より良い条件、そして現状よりも自分に合った職種を発見したことにより、自らの意志によってキャリアチェンジを決断した人も少なくありません。事情はさまざまですが、現在の職種が自分に適していないことから転職を決意するパターンも少なくないようです。

いずれにせよ、キャリアチェンジでの転職はせっかく積み上げてきたそれまでのキャリアを、一旦白紙にして最初からやり直しということになるので、決断に際しては労働条件や給与などを、少なくともそれまでの同レベルにすることが理想です。特に扶養家族がいる世帯主ともなると、安易に決断できるものではないのは当然です。最近では、妻の反対で転職を断念することを指す、通称「嫁ブロック」という言葉も浸透してきています。

したがって、自発的キャリアチェンジをする場合には、できるだけ早く少なくとも独身時代に決断しておくことが理想でしょう。「いつかは転職を」と思いながらずるずると決断を先延ばしにした上、配偶者など家族の反対を押し切って転職するという行為は、本来のキャリアチェンジの意味とは大きく異なることを自覚しておくべきです。

「第二新卒者」の増加がキャリアチェンジの壁

「第二新卒者」はライバル?

「第二新卒」という言葉があります。新卒として入社後に1~3年で早期退社、転職しようとしている若手求職者のことを指します。キャリアはあまりないがビジネスマナーは取得しているため、一種のキャリアチェンジとして第二新卒者を受け入れる企業も少なくありません。 雇用情勢が上向きとなっている近年では、「第二のチャンス」としてとらえることもできるでしょう。

ただ一方では少子化社会を反映しているせいか、従業員の欠員補充としては第二新卒者に限定している企業も増えています。そうなると第二新卒者は、勤続年数が数年の社会人が未経験の職種にキャリアチャンジする場合のライバルとなるわけです。このため第二新卒者に負けない自分をアピールする必要性が生まれているのです。第二新卒を対象にしている中途採用募集には、第二新卒者歓迎などの記載があることが多い傾向にあります。

キャリアチェンジのために備えておきたいスキル

キャリアチェンジ転職に備えた心構えを!

アベノミクスによる雇用改革案では、従来の「雇用維持策」から「労働移動支援」への転換が図られようとしています。これが実現すれば、業種転換する企業も増え、同時に転職や配置転換でキャリアチェンジせざるを得ない社会人がさらに増加することでしょう。
すなわち、被雇用者側である社会人は「いつなんどき、キャリアチェンジとなっても動じない」という心構えをしておくことが大切です。

かつての企業社会では自分が長年やってきた職務のエキスパートとなることで、いざというときも転職は容易で雇用条件もレベルダウンすることはありませんでした。

しかしながら、時代は大きく変容してきています。一つの業種に固執していては、いざキャリアチェンジの時期がきても対応できず、生活の質を落とす必要がある転職先しか選べないという可能性もあります。極端な例ですが「来月からあなたはキャリアチェンジしてください」といわれたとき、何の問題もなくキャリアチェンジが実行でき、なおかつ生活レベルを落とさないというのが現代の理想的社会人の姿なのです。

キャリアチェンジに有効な普遍的スキルとは

必要なのはヒューマンスキル!

企業で数年のキャリアを持つ社会人が、近い将来のキャリアチェンジそれも未経験の業種・職種への転職を想定した場合、どのような事前準備が必要なのでしょうか? 転職する職種を自分で決めて必要な国家資格取得のための学習をすることも良い方法でしょう。しかし、思い通りの職種に転職できる保証はありません。実は、もっと手近にあってその気になれば短期間でも取得できるスキルがあるのです。

そこで最も有効なのは「どの企業にも応用できる普遍的スキルを身につける」ということです。それはなにかというと「ヒューマンスキル」。つまり人間同士のコミュニケーション能力です。ヒューマンスキルを向上させる理論はすでに確立されており、ビジネススクールなどでもカリキュラムに取り入れられています。それらを活用して人間関係を円滑にマネジメントできる能力に磨きをかけておくことが、キャリアチェンジのために最適な手段といえるのです。

「職務経歴書」で自己の「棚卸し」を

自分の経歴と能力をアピールしよう!

ヒューマンスキルを勉強し、実際にその方法論を職場やプライベートな場で積極的に応用してみると、驚くほど早くその成果が現れることに気付く人は少なくありません。その次の段階でやっておくべきことは「自己の棚卸し」です。転職経験が少ない人は自分の履歴書は書いたことはあっても自身の「職務経歴書」を書いたことがないのが大半です。数年以上の職務経験がある人なら誰でも「職務経歴書」が書けるはずで、これが自分の歩んできた経歴と能力を他人にアピールするためのレポートとなるわけです。

少なくとも年に1回は自分の職務経歴書を書くことが店舗の「棚卸し」に相当し、そこにヒューマンスキルの実績が書かれていれば、仮に未経験の職種であっても企業側にとっては「採用したい人材」としてリストアップされる可能性はより高くなるというわけです。職務経歴書のフォーマットや書き方の実例はネット上に数多くアップされています。それらを参考に一度作成してみて、万一のキャリアチェンジのために備えておきましょう。

現代はまさに「不確実性の雇用情勢」

ズバリ!キャリアチェンジを成功させるには?

1970年代後半に、「不確実性の時代」という経済書が大ベストセラーとなり、その後「不確実性」という言葉が流行語となりました。

空前のバブル期からその崩壊、そして「失われた20年」といわれた大不況時代と未曾有のデフレ期を経て、ようやく光が差してきたかに思えるのが現代の日本社会です。
しかしながら、雇用状況に関しては、失業率は下がってはいるものの、キャリアチェンジを余儀なくされる社会人は増加し続けています。こと、雇用情勢に関してはまさに「不確実性の時代」が続いていると断定しても間違いではないでしょう。


未経験業種へのキャリアチェンジを成功させる秘訣は

ズバリ!!

  • いつキャリアチェンジする必要が訪れても動じない準備を日頃から行っておく
  • 職務経歴書に記載できるようなスキルの積み上げを意識して働く

このような厳しい雇用環境において、来るべきキャリアチェンジの波にうまく乗り、むしろこれをよい機会として生活をもっと豊かにするたくましさが現代人には必要なのではないでしょうか?

そのためには、たとえ明日キャリアチェンジとなっても動じないくらいの武器を持っておかねばなりません。ヒューマンスキルという実績とそれをしたためた職務経歴書を携えて、いつでもキャリアチェンジできるという心構えをしておきたいものです。

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